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エレベーターを解明してみよう!

その容量が足りなくなったら、SCSIインターフェースを使って、外付けのハードディスクを追加することもできる。
外部記憶装置には、さまざまな種類があるので整理しておこう。
まずは、フロッピーディスクだ。
これには、フロッピーディスクの大きさによって、5インチと3・5インチの二種類がある。
また、記憶できる容量によって、どちらも2DDと2HDの二種類がある。
だが、フロッピーディスクで重要なのは、こうした種類ではない。
大切なのは、フォーマットの形式だ。
フォーマットとは、フロッピーディスクを使えるようにするための作業をいい、俗に「初期化」とも呼ばれている。
これを行うことで、はじめてファイルを保存することができるようになるのだ。
フォーマットは、98マシン、DOS/Vマシン、マッキントッシュによって、それぞれ形式が違うので、使うパソコンに合った形でフォーマットを行わなければならない。
フォーマットは意外と面倒な作業なので、最近ではフォーマットを済ませたディスクが販売されるようになった。
フォーマット済みのディスクは、それぞれのマシンごとに分けて売られているので、購入の際には注意してほしい。
ここで「三モード対応」という言葉を覚えておこう。
これは、前ページの表の三種類のフォーマット形式のフロッピーディスクを扱うことのできるフロッピーディスクドライブを意味する。
パソコンのカタログにこの記述がなければ、ニモードしかできないことになるので、注意してほしい。
また、5インチのディスクには三モードは存在しない。
あくまでも、3・5インチのディスクに関してのみ対応されている。
なぜ三モードが重要なのかというと、他の機種のパソコンに簡単にデータを移すことができるようになるからだ。
つまり、DOS/V形式の1・44MBというフォーマットにしておけば、ここに保存したファイルのデータは、98マシンやDOS/Vマシンの両方で開く(=読み取る)ことができることになる(マッキントッシュもまた、―・44MBのファイルが開ける。
つまり、すべてのパソコンでデータのやりとりが可能になるわけだ。
ここでは、3・5インチ2HDの1・44MBが標準ということを覚えておけばよいだろう。
一方、ハードディスクは、フロッピーディスク数百枚(数百MB)から1000枚(IGB)以上のデータを保存することができるが、フロッピーディスクのように、ポケットなどに入れて持ち歩くことができないという点は、第2章で述べた通りだ。
そこで、持ち歩けて、かつハードディスクのように大量にデータを保存することのできる外部記憶装置を紹介しておこう。
実は、これにはさまざまな種類(Z・1p、EZ、MD、PDなど多数)があるのだが、一般的に普及しているのは、現在のところ一つしかない。
それが光磁気ディスク、通称MO(エムオー)と呼ばれる外部記憶装置だ。
MOディスクは、データの保存を可能にしたCD‐ROMのようなものである。
こちらも、3・5インチと5インチの両方があるが、主流は3・5インチのMOディスクだ。
128MB、230MB、640MBという三種類の容量のものが現在販売されている。
もちろん、CD‐ROMやフロッピーディスクと同様、これを読み取る(または書き込む)ためのMOドライブを購入し、SCSIインターフェースを使ってパソコンにつなげる必要がある。
640MBのMOディスクは、一九九五年の秋に発売されたばかりなので、まだ一般には普及されていないが、一九九六年の後半には、こちらが主流になることは間違いないだろう。
また、640MB用のMOドライブは、128MB、230MB、640MBの三種類のディスクに対応しているので、これからMOを購入しようと思っている人は、640MRのタイプのものを選んだ方が得策だ。
ウィンドウズを使うには、CPUの性能とメモリの容量が一番重要となる。
CPUが、「486Sχ→486Dχ→486Dχ2→486Dχ4→ペンティアム」と性能を向上させてきたことは述べた通りだが、このうち、ウィンドウズが使える最低限のボーダーラインは、486DX2(66MHZ)であるというのが一般的な見方だ。
そして、ウィンドウズを快適に使うためのボーダラインが、486DX4のCPUであるといわれている。
また、メモリは、どのCPUでも、最低16MB以上を装備している必要がある。
こうしたことを考えると、ウィンドウズを使うための標準的なパソコンの仕様は、次のページのようなものになる。
ただし、ノート型パソコンの場合、ペンティアムを搭載したものはまだまだ高価なので、簡単に買うことはできないだろう。
だが、486DX4より性能が下回るCPUを搭載したパソコンだけは絶対に避けてほしい。
買った後で、後悔することになるからだ。
せっかく買うのだから、何年間も使えるようなパソコンを選んでもらいたい。
第1章で「パソコンはソフトによって変化する変幻自在な道具」と説明した。
パソコンは、ハードとソフトの両方が揃うことで、はじめてパソコンとして機能する。
そのため、いままでの章で解説してきたハードの知識を身につけただけでは、残念ながらパソコンを使えるようにはなれない。
ハードの知識だけでなく、ソフトの使い方も併せて覚える必要がある。
現在、日本だけでも数千本というソフトが出回っている。
もちろん、それらすべてのソフトは、それぞれに特徴があり、使い方も微妙に違う。
よって本書のみでソフトの使い方を説明することは不可能といえよう。
だが、ウィンドウズの上で動くソフトの場合は、どんなソフトであれ、ありかたいことに操作体系がよく似ているのだ。
これは、ウィンドウズを開発したM社が、「ウィンドウズ上で動くアプリケーションソフトはこうあるべき」という基準や規則を設けているからである。
そこで、この章では、ウィンドウズ上で動くソフトの一般的な規則と、代表的なソフトをいくつか紹介することで、パソコンのソフトを覚えるキッカケを提供したいと思う。
そこから先は、本書では説明することはできないので、みなさんが使ってみたいと思うソフトの解説書を書店で購人してほしい。
ここで、筆者の経験から得たアドバイスをしておこう。
最初に覚えるソフトは、売れ筋のものから選ぶようにしよう。
売れ筋ソフトの場合、そのソフトの使い方を解説した入門書が書店で山のように積まれており、それらの本を購入すれば使い方がマスターできるからだ。
また売れ筋ソフトは、それを使っている人口も多いので、わからないときはパソコンを使っている知人や職場の人に気軽に聞くことができるからだ。
そして、ソフトを購入したら、そのソフトを徹底的に覚えてほしい。
なぜなら、ウィンドウズ上で動くソフトの場合、操作体系が似ているので、代表的なソフトを徹底的に覚えてしまえば、その他のソフトは直感で操作できるようになるからだ。
もちろん、そこまでのレベルに達するには、それなりの苦労が必要だ。
三十分でも一時間でも構わないから、毎日パソコンに向かう習慣を身につけてほしい。
そうすれば、半年もしないうちに、メキメキと上達していくはずだ。
ソフトをマスターする秘訣は、「習うより慣れろ」である。

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